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史記 15

作家名
横山光輝
発売日
ページ数
252ページ
タグ
登録なし
投稿者
匿名(投稿)

「呂氏の乱」後の前漢時代。この混乱期に皇帝となった文帝は、古代からの政道を記した『書経』を太子に学びさせたいと考えた。しかし、始皇帝の焚書抗儒以降、『書経』を含む四書五経を研究する儒学は衰退していた。数少ない儒学者の中に伏生という優れた儒学者がいた。だが、都から遠く離れた所におり、しかも高齢のため文帝のもとに参内することができそうにない。そこで、文帝は伏生のもとに自分の代わりの者を送り、儒学を学ばせることにする。その白羽の矢が立てられたのが、晁錯という才能豊かな若者だった。数年後、伏生のもとで儒学を修めた晁錯は都に戻り、早速太子の教育係となる。優れた学識と厳格さで教育にあたった晁錯は、次第に太子からの信頼を得ていった。そして、文帝が崩じ、太子が即位し景帝となる。同時に晁錯は内史(だいし。首都の知事)に任命され、間もなく御史大夫(ぎょしだいふ。副宰相兼監察長官)に昇進する。帝の側近としてますます発言力を強めっていった晁錯はある日、景帝に“諸侯の領土を削減し、中央集権体制を強化すべき”と提案する。そのために、諸侯が犯したほんの些細な過ちも見逃さず領土削減の口実とした。この厳罰主義に、諸侯のみならず周囲の高官から非難も多かったが、晁錯は気にもしなかった。そんな折、突然、郷里から晁編の父親が上京し、晁錯に「お前は漢朝のためというが、やっていることは劉氏一族の和を乱すだけではないか。」と、その政策を諌めるが、またもや晁錯は耳を貸そうとしない。絶望した父親は郷里に帰り、自殺してしまう。それから十日後、呉楚七か国が反乱が勃発するのだった…

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