武田信玄-関東三強の巻 9
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躑躅(つつじ)が崎の信玄、上野沼田城(こうずけぬまたじょう)に入城した越後の竜・上杉謙信、そして小田原の北条氏康の三強は、関八州(かんはしゅう)を舞台に互いに牽制しながらも病魔にむしばまれていくのであった。一方、勝頼は蒲原城を落して相模・駿河を分断。西では尾張・美濃を基盤にして近畿諸国を平定した織田信長が、日本の宗教の中心地ではあるが、今や腐敗・堕落した叡山(えいざん)を包囲。政略上、宗教を重視した信玄は、天台座主(てんだいざす)・名僧智識(めいそうちしき)を救出したが、地獄の様相を呈した火炎の叡山……
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