武田信玄-巨星墜つの巻 10
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元亀3年(1572)、信玄は西上にあたり、愛妾の里美・恵理・あかねが融和して三女舞進、後の万全なることを確認後、美濃・三河・遠州への三路邁進(さんろまいしん)を決断。12月、三方ヶ原で家康を撃破した直後、大量に喀血したために武田軍は輿の中の信玄の意志とは逆の古府中(こふちゅう)に向っていた。その道々、勝頼に「余(よ)が死んだら3年間は死を秘めよ。その間に武田家の総帥として考えをまとめよ」と遺言し、天正元年(1573)4月、戦国の巨獣は53歳の幕を……
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