1巻
[無料] 史記 4
薛の領主の側室の子として生まれた田文。後の“戦国の四公子”の一人、孟嘗君ある。その才能を評価していた父・田嬰の遺言で薛の領主となった孟嘗君は、情報源である食客を大切にもてなしたため、そのもとには各地から様々な人材が集まった。政治を論じる遊説家だけでなく、物真似の名人や盗みの名人まで、「何かの役に立つことがあるかもしれない」といって迎えたため、“食客三千人”と言われるほどであった。ある日、仕えていた斉王の命で秦に赴くことになった孟嘗君は、食客を引き連れ“虎狼の国”秦へ向かったのだが……
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