味いちもんめ 文庫版 19
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▼第1話/客あしらい▼第2話/きんとん▼第3話/早蕨(さわらび)▼第4話/ヌカ漬け▼第5話/居酒屋▼第6話/赤貝▼第7話/常連▼第8話/糸造り▼第9話/ナス丸焼き▼第10話/柔らか煮▼第11話/見習い▼第12話/たで酢▼第13話/小芋▼第14話/冬瓜●主な登場人物/伊橋悟(料亭「藤村」の煮方。お調子者な面もあるが日々成長中)、熊野(「藤村」の花板。通称・親父さん[おやっさん])、ボンさん(「藤村」の油場担当。熟年ながら伊橋とほぼ同期。元は僧侶で遊び人?)●あらすじ/年の瀬の忙しい最中、親父さんに急用が入り、急きょ伊橋がカウンターを任された。立板の谷沢が無口なため、話し上手な伊橋は客あしらいを一手に担って場を盛り上げていく。だが、会話に夢中になった伊橋はうっかり包丁から目を離し、そのために危うく事故をおこしかけてしまう。顛末を聞いた親父さんは、「谷沢の客あしらいの上手さを見習え」と言って、もう一日伊橋をカウンターに立たせることに…(第1話)。●本巻の特徴/毎度変わった彼女を連れてくる常連客・萩原の、今度の相手は「自然体女」。三度離婚を経験し、自分の心に正直に生きるのが信条という彼女の来店で、またもや「藤村」に暗雲が…!? 上記、第6話「赤貝」ほか全14話を収録。●その他の登場人物/谷沢誠(「藤村」の立板。伊橋と同い年だが「藤村」では3年先輩)、黒田(「藤村」の焼方)、渡辺(「藤村」の追い回し。元は激安ショップ店員)
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