ゴルゴ13 120

国際情勢の裏を知る不朽の名作!! 遺伝子産業が国家的プロジェクトとなったアメリカで、バイオベンチャー企業社長でもある若き天才科学者・ジムは、まだ解析されていない有用遺伝子や作物などのパテントを取得しまくり、他の学者たちの恨みをかっていた。殊に申請間近の稲ゲノムに至っては、世界の米市場を支配可能な奇跡の品種であったが、実は中国から密かに持ち出されたものが原種だと分かって…? 通常の弾道では貫通できない、防弾硬質ガラスへの計算された狙撃をゴルゴが見せる表題作「遺伝子戦争 ゲノム・フロンティア」他3編と、各話の解説や制作スタッフリストも収録。 ■CONTENTS■ 【増刊66話/星条旗を撃つ】 大接戦となった米国大統領選挙。焦点になった投票集計所で狙撃事件が発生した。そのため集計は大混乱に… 【第405話/静かなる草原】 野生動物の生態を研究するカメラマンが偶然にゴルゴを撮影。ゴルゴの過去を追及したことで有名なジャーナリストはそれを知り、その行動に興味をひかれるが… 【第406話/遺伝子戦争 ゲノム・フロンティア】 米国のバイオベンチャー企業が稲ゲノムの解析に成功。これは世界の米市場を支配可能な奇跡の遺伝子であったが、実はこの原種が盗まれた物であることが判明し… 【第407話/ミステリーの女王・2】 米国の映画会社がゴルゴを題材にした新作を企画。さらにゴルゴの報復に備え傭兵部隊を準備した。ゴルゴは!?