どげせん 1
- 作家名
- 発売日
- ページ数
- 192ページ
- タグ
- 登録なし
- 投稿者
- 匿名(投稿)
土下座。それは、命への執着の究極形態、 命恋(いのちごい)である。 ヤクザに追われる女がいた。訳ありの女を助けたのは、1人の中年男。女を助けるために男のとった行動、それは…土下座だった。交差点のど真ん中で、何台もの車が行き交う中、土下座をしたまま男はヤクザに言う。 「この…通りでございます」「どうか…お赦しを」 ヤクザは踵を返し、男の前から立ち去った。平凡な中年男が、土下座によって本職のヤクザを追い込み、女を救ったのだ。 男の名は、樫宮高校教師・瀬戸発。食堂の頑固親父も一言居士の評論家も、彼の土下座の前に折れざるを得ない。今、瀬戸を中心にして、日本中に土下座旋風が吹き荒れようとしていた!!!!!
※未設定の場合は「匿名」と記載されます (マイページでユーザー名を登録する)