▼第1話/おやおや▼第2話/クレーコート▼第3話/最後の1万円▼第4話/早く帰ってきて!!▼第5話/このままじゃ勝てない!!▼第6話/そんなことできない!!▼第7話/どうしよ~~~!!▼第8話/イチかバチか!!▼第9話/いけェェェ!!▼第10話/初優勝!!▼第11話/幸の選択●登場人物/海野幸(高校を中退し、兄の借金をテニスで返そうとしている。3年前のジュニア王者。鳳圭一郎にほのかな想いを寄せている。両親に先立たれ、3人の弟妹を育てている)、桜田純二(営業主任とは名ばかり、実はただの借金取り。幸に想いを寄せるが・・・)、竜ケ崎蝶子(西日本のテニスクラブの名門・竜ケ崎家の娘。プロデビュー戦・東京シンデレラ杯で優勝する)、鳳圭一郎(名門・鳳家の御曹子。幸の中学の先輩で、学生テニスNo.1)、サンダー牛山(幸のトレーナー兼コーチ。過去に賭博容疑でテニス界を追放された悪名高きコーチだが、唄子には腕を買われている)、●あらすじ/蝶子の策謀により、部屋を追い出されそうな幸の一家。アパートの引渡期限まであと3日しかない。部屋の更新料20万円を賞金で工面するため、幸は草テニスの大会に出場する。しかし、その大会はテニス賭博の行なわれていたのだ(第1話)。▼テニス賭博の行なわれているテニス大会で、サンダー牛山はクラゲの仁吉という老人に出会う。ハンデ師の仁吉は賭の胴元、オッズメイカーとして出場選手に目を光らしている人物で、牛山とは因縁のある人物だ。翌日、試合前の朝、クレーコート用の靴がない事にに幸は気付く。蝶子がイヤガラセをして隠してしまったのだ(第2話)。●本巻の特徴/草テニスの大会のサーフェスはクレーコート。専用の靴がなければ、滑ってまともに戦うことが出来ない。蝶子に靴を隠されてしまった幸だが、なんとか決勝まで勝ち上がる。しかし蝶子は、決勝の相手に幸の靴がクレー用のものでないことをばらしてしまう。●その他の登場キャラクター/クラゲの仁吉(第1話)、海野3兄弟(第2話)、アパートの大家(第4話)、鳳唄子、弁天橋雛(第6話)、賀来菊子、ジョン・トラボルタ(第11話)