最愛の人の死に、ジロの環境は大きく変わっていく。後ろ盾のいなくなったジロは、群がる欲にまみれたオトナたちの争いに巻きこまれていく。氷見子はそんなジロを思い、良にある《提案》をするが、逆に良の怒りをかい、ジロは寮を追い出されてしまう…ピーに別れも告げずに。「約束は絶対に守る」。その言葉を信じ高校生活を送るピーであったが、ジロからは何の連絡もなく、良といい関係になっていた。そして卒業式の日…。松苗あけみ先生がお贈りするきゅんと切なくなるラブコメの傑作、最終巻の第７巻！！