幼なじみ同士じゃいられない‐差しだしたカラダから始まる恋愛‐ 3
「汐里が選んだんだからな後悔するなよ」――そう言われて服を脱ぎ、ベットに押し倒され自ら大和に抱かれた…大和の事が好きで大好きで、もう一度振り向いてもらえるなら何でもできる…そう思った――。大学生の私、水野汐里と望月大和は幼なじみで家も隣同士…仲が良かった私達の間に溝を作ったのは大和の告白がきっかけだった。当時陸上に力を入れていた私を誰よりも応援してくれたのは大和だったけれど、弟にしか見れず告白を受け入れられるわけもなく突き放し寮のある高校へと進学した。それから数年、大学に進学し陸上も大和も失ったことで気付いた本当に大切な人の存在―。昔のように戻りたい気持ちを抑えられず、再び出会った大和の心を動かそうと何をされても拒まない決意をしたけれど…心をともなわないカラダだけの関係を迫られて苦しい気持ちが大粒の涙になって――。
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