子連れ狼 愛蔵版 7
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熱く、切なく、今こそニッポンの時代劇! 一族誅滅の売れ憂き目をみた元公儀介錯人、拝一刀とその子・大五郎。仇たる柳生一族の総帥・烈堂との約束で江戸朱引内には立ち入れない。その外であれば柳生も監視はつけるが行動を邪魔することはなかった。 盟友たる若年寄の松平周防守が調べていたという、柳生の秘事とは何なのか…? それを探るべく一刀がとった策は、『裸虫』と呼ばれる川越え人足となることだった。旅人を肩に載せ、大井川をわたる……それは屈強な者にしかでき得ぬ仕事であり、また常人が立ち入ることのできぬ閉鎖的な世界であった。 大井川は天下の難所である。上流に大雨が降ると水量が一気に増え流れも激しくなり、たびたび川止めとなり人々を苦しめていた。しかし、そんな状況になろうとも人足たちにはやらねばならぬ仕事があった! それは幕府の公用通信である「御状箱」を渡すことである。 一刀はいかなる手段を取るというのか!? ついに柳生の秘密に迫る!!
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