みちくさ学会 研究報告第3集 近代歴史(昭和)
いつも気がつかずにいる不思議な「何か」に着目して、道を歩く楽しみを提示してくれる「みちくさ」の専門家たちが、今回は、「近代歴史(昭和)」と題し、「看板建築」「旧町名」「風俗」「バス停」に着目してご紹介。決して教科書には出てこない、けれど確かにそこにあった、土地の記憶をじっくり観察したことがありますか? 「街を歩くこと (みちくさすること) は、お金をかけた趣味以上に面白い!(こともある)」を合言葉に、興味の視野を広げ、日常の何気ない風景が面白く変わってゆく楽しみを見いだしませんか? 【目次】 ●第1章 時代の流れを感じる『看板建築』 著者:山崎 俊輔 看板建築とは? 看板建築の素材とは? 看板建築とは街のタイムカプセルである。 看板建築を看板の形状で分類してみる 看板建築の調べ方(夏休み自由研究のススメ) など ●第2章 『旧町名』が語る過去の東京の姿 著者:102so 新宿区西新宿の旧看板 西新宿の旧町名 中央区の旧町名 東京「府」の旧町名 台東区はお寺をねらえ! など ●第3章 街の『風俗』から昭和を振り返る 著者:風 きよし ポルノ雑誌自販機の遺構 東京オリンピック開催で消滅した性風俗 コンドームのある風景 文京区の崖下の女娼窟跡地 歴史的町並みに隣接するラブホテル街 など ●第4章 『バス停』に学ぶ歴史地理学入門 著者:岩垣 顕 バス停地名学のススメ 「東京港口」バス停から都電の廃線跡をたどる 「堀割」バス停が教えてくれる千川上水の歴史 漢字1文字の迫力、「雷」バス停 コミュニティバスで復活した「一里塚」バス停 など 【著者】みちくさ学会 みちくさ学会とは路地、看板、標識、坂道などは...興味のない方にとってみれば風景の一部に過ぎません。しかし、これが好きで好きでしょうがない人にとっては魅力ある対象です。「みちくさ学会」は、その道のブロガーが興味の対象としている対象物の面白さと、その鑑賞術を紹介。 “みちくさ”の楽しみ方を提案するブログメディアです。http://michikusa-ac.jp ※impress QuickBooksシリーズは出版社のインプレスが、「スマホで読むための電子書籍」として企画しています。
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