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すべての記憶を失い、津軽(つがる)、春時(はるとき)の顔も覚えていない鈴(すず)。一方、2年ぶりに鈴と再会した津軽は、鈴であり、鈴でない彼女に焦りを感じ、彼女を傷つける行動に出てしまう。以後、鈴は津軽を避け、傍にいてくれる春時に心を寄せるようになり…。
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