邪道映画術: DIY映画制作のヒント集

映画作りの基礎は大事。でも、仲間と余暇で作る自主映画は「資金不足」「時間不足」「経験不足」に加えて「下がるモチベーションとの戦い」など、ある意味、プロより条件が厳しいのです!アマチュアならではのインチキな裏技を駆使して、自主制作映画を楽しむための王道と邪道のハウツー集。 邪道映画術(目次) はじめに 第1章 撮影の前に用意する事 制作工程を把握しよう 具体的準備・なぜ「面白いシナリオ」が必要か シナリオ作りの奥深さ・面白さ 創作の大敵「眼高手低(がんこうしゅてい)」 完全オリジナルは求めない シナリオから映像への変換作業・絵コンテのために カット割りを考える(1)(純粋な理由から) シナリオから映像への変換作業・絵コンテのために カット割りを考える(2)(邪道な理由から) イマジナリーラインの法則 カカシカメラの勧め 撮影パターン日米英欧 失敗しない構図の組み合わせ 撮影計画の立て方 第2章 撮影現場での工夫 早撮りの勧め お勧めできないマルチカメラ ピントより大事なもの 色を合わせる 色を消す セリフ録音に関する工夫 選択肢1:アフレコ 選択肢2:同時録音 マイクバレの勧め サイレント映画の可能性 出演者を撮影するときの工夫・一人芝居をどこまでできるか スタントの勧め 編集を信用するな カメラワークを信用するな 演技不要論 第3章 編集時の工夫 モチベーション維持の工夫・予告編の制作 音楽は素直が一番 セリフかナレーションか音楽か 手ブレ補正ソフトを活用しよう 第4章 コラム 早撮りの必要性について 「活かす」なら早撮り「飾る」ならじっくり じっくり撮りたきゃ早く撮れ 演出を信用するな 「面白さ」とは何か 「スジなんてどうでもいい」の真意 プロの愚を真似る愚 「オリジナリティー」の必要はあるか 演技が上手い事が一番か 色気とアクション 自己満足の階層 最高の映画からは「気持ち」以外消える 演劇から考える需要と供給 謙虚さの勧め パロディーの勧め ハンバーガーの法則 セリフ過多歓迎 8mmフィルムの登場 画質にこだわるのは100年早い・「フィルム」vs「ビデオ」論争 映像ルールに縛られるな 遺物のように残る面白いルール 冷蔵庫片付けチャーハン的音楽ビデオ 「水曜どうでしょう」の衝撃 みっともない撮影こそ醍醐味 役者を使う安全性と危険性 記念アルバムとしての自主映画 実践・簡易ドキュメンタリー(撮影編) 実践・簡易ドキュメンタリーの(編集編) おわりに それでも王道は生きている