暇恋い
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- 183ページ
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母親の再婚を機に、亡き祖父の家に住むことになった地味リーマンの古谷幸一郎。 しかし、その家には霊力を失くした座敷わらしが住みついていた。 名前がないという彼に「あずき」と名付け、彼の霊力が戻るまで一緒に暮らすことに。 あずきと過ごすうちに彼の純粋な気持ちに癒やされ、自分らしくいられることに気付いた幸一郎。 ようやく手に入れた大切な場所で、あずきとの深まる絆を感じていたが、やがて別れの時が近づいてきて――…。 人間と妖怪――人種の垣根を越えた、 やさしく愛おしい日々を慈しむ物語。
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