後輩との「それ」について
金髪にピアス悪い目つき…見た目不良な葉山柊二が朝のラッシュの電車の中で見つけたのは赤い顔をして声を抑えている窓辺の王子と呼ばれている後輩宮島亜久里だった。 涙目で見つめられ助けを求められたような気がして一緒に電車を降りると、睨みつけられ逃げられてしまう。 昼休み、朝のことを思い出しながら持参の手作り弁当を食べていると大勢の女生徒に囲まれたアイツが現れた。 何もない顔をして近づいてきたと思ったら今朝のお礼のついでにボディーガードを頼まれてしまう。 翌日、さっそく一緒に登校することになったけれど、電車に乗ってからしばらくして亜久里の雰囲気が変わり、突然目の前で蕩けた顔を見せられて―――!?
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