二月病
一九九八年二月、突然おそった出来事が、親友だった彼らの運命を変えた――。 それは幸せだったのか、不幸だったのか。 高校の同級生で親友の蒼司に突然告白された千夏は、恋よりもずっと一緒にいられる道…… 友人であることを選び、やんわりと蒼司を拒絶する。 その翌日、蒼司は学校に現れなかった。 千夏が自宅や携帯電話に連絡を入れると知らない男が電話に出た。 しかし異国の言葉で聞きとれない。 不安に駆られた千夏は蒼司の家を訪ねるが、そこに彼の姿はなく――。 (出版社より)
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