[無料] 「常識」の日本史

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作家名
井沢元彦
発売日
ページ
303ページ

歴史は、“人間の常識”から考えてみると、まったく違ったものに見えてくる。 たとえば、歴史学者が信用する『日本書紀』は、壬申の乱の勝者となった天武天皇が 息子の舎人親王を編集総責任者にして書かせた正式な歴史書であるが、 これは現代に置き換えれば、企業の創業者が身内に書かせた社史と同じことである。 ここに書かれた内容を頭から信用できるだろうか? 常識的に考えれば、 息子(身内)が父親(創業者)の悪いところを書くはずがない。 本書は、こういった現代の歴史学が見落としている“事実”を“人間の常識”に照らして 明らかにし、歴史が苦手な人でもよく分かるよう、実例に即して紹介していくものである。 「『源氏物語』は怨霊鎮魂の書である」「上杉謙信と武田信玄の一騎打ちはあった」 「徳川綱吉こそ名君だ」など、独自の歴史観を持つ著者ならではの視点から、 古代から明治維新までの日本の歴史を見直していく。

作家名
井沢元彦
タグ
登録なし
投稿者
匿名(投稿)

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